2015/05/18

蔦屋家電 TSUTAYA ELECTRICS

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1982年に開発をスタートした二子玉川ライズが、まもなく完成します。その中でも二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケットに話題の「蔦屋家電」がオープンしたので早速いってみました。

蔦屋といえばこれまで創業20周年記念に「TSUTAYA=生活提案」を具現化した六本木ヒルズ「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」をオープンさせました。この時スターバックスが隣接し話題を呼んだのは記憶に新しいと思います。この時のアドバイザーが石川次郎さんでもありました。
(次郎さんとの話は長くなるので)他にも代官山や佐賀県の武雄市の図書館なども有名ですよね。
いろいろご意見はあろうかと思いますが、私が勝手に妄想マーケティングで分析してみたいと思います。

コンビニが新商品の投入頻度が高いのは、店舗の棚で管理しているからです。例えば今日Aの棚にとある新商品を並べた場合、一時的に売上は上がります。もしくはAの棚の商品をディスカウントで販売した場合も一時的に売上は上がりますよね。時が過ぎて1年後Aの棚の売上が前年を割れてしまうということが起きます。そこで、前年の施策同等以上のことをしないと売上は下がります。これはたまたまAの棚でしたが、店舗内にA〜Zまで棚があればそれらに同じことが言えます。従ってタイムラインで見ていくと常に新商品やら販売促進がなされています。 しかし、時が更にたち同じことをしていても売上が下がってしまう結果になってきましす。
そこで、お店の面積を増やそうと考えるのです。横に広げられなければ縦にといった感じです。その救世主がiTunes Storeのカードなどです。面積を取らず金額が高いのでありがたい商材です。
それも時が経てば効果が薄れてきますよね、そこでいよいよ面積を増やすかという話になるのです。(実際には店舗オープン時の借り入れやらが減ってくるので経費が下がり利益も向上するのであくまでイメージですが)
すると、取り扱いアイテムを増やそうということになるのですが、できれば関連した商品を増やしたいですよね。

これまでもそんなお店はたくさんありました。
有名なところではビックロいいか悪いかは別としてそれなりに戦略があるわけです。ビックカメラの有楽町に行けばワインだって売っています。
KALDIコーヒーなんか何屋さんかわかりませんよね。ドラッグストアもなんでもありだし、本屋さんではヴィレッジヴァンガードも本屋さんの域を超えているかもしれませんね。
さて、蔦屋家電はそのような流れに少しブランディングの要素が入っているのではと感じました。本のカテゴリーに沿って例えば写真、映像コーナーにカメラを販売し、健康、ハウスキーピングコーナーにはマッサージ機や洗濯機、掃除機も販売しています。
店員さんに聞いたのですが、量販店より高いですよとのことでした。カメラ好きなので定員の女の子に質問してみるとヨドバシカメラに負けない商品知識で軽くマニヤックなことも知っている余裕が伺えます。
本のコーナーで情報武装されたお客様を相手にするからそのくらいは当たり前かと感心しました。
つまり、本を見て現物を見てという流れなのでしょうか。私にはまだヨドバシカメラの現物を見てから本のコーナーへという流れの人には少し物足りまいかもしれませんね。
ハッセルブラッド HasselbladのStellarやLunar、参考展示でしたがライカのエルメスコラボバージョンなど展示してあり方向性はさておき気合を感じました。
メーカーの視点で見てもシュールームとしての価値もあるかもしれませんね。
店内の雰囲気が良いので1日遊べると思います。
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そういえば二子玉川駅構内にもブックファーストとスープストックのコラボ店舗がありました。
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