2015/05/17

龍三と七人の子分たち

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基本的に邦画は観ないのですが、HABAのイメージキャラクターでもある萬田久子さんがご出演とのご連絡を萬田事務所からいただいたので本当はGWに観に行こうと思っていたですが時間が過ぎてしまいました。
そんな中、今日は床屋と決めていたので錦糸町の床屋へ基本予約をしないので(これまでは美容室めぐりが趣味で毎回別の美容室へノーアポで入れればそれでいいし入れなければ次みたいな)いつもの床屋へ行くと(最近ここの床屋に理由は別の機会に)6時なら入れるということになり、とりあえず待つことに。実はこの床屋さん錦糸町の楽天地ビルにお店があって映画館も備えいます。
そこで時間つぶしに映画がいいなぁとチケット売り場のスケジュールを観たら「龍三と七人の子分たち」がまさに始まろうとしていましたので、これは何かの縁と早速観ることに。

さて、邦画を観ない理由に同一言語で長い歴史を持つ国の映画には変なひねりがあって感情の表現を深堀する傾向にあるのが嫌いです。
ハリウッド映画はそもそも移民の国なので言葉や文化も違うので人間の本質をシンプルに表現しないと受けません。だから観ていても余計なストレスを感じないのです。もちろんエンターテイメント性を重視しているからなのでしょうか。私の場合特にSFかアクションしか観ないのでジェットコースターなどアトラクション感覚でもあります。

 前置きはこのくらいにして「龍三と七人の子分たち」ですが、北野武監督作品ですが、実は北野武監督作品映画を観るのも初めてでした。従ってこれまでの作品とどう違うかなどは全く分かりませんが、今回の映画の感想は久々に笑いました。館内が笑に満ちた映画はアメリカで観た映画以来ではないかと思います。外人さんは大笑いしますしね。

一応元映像屋だったので作品を冷静に観ると、ちゃんと前振りの仕掛けがあってオチがある構成で、非常に分かりやすい映画でした。もちろん重鎮が演技するから成立する軽さだと思います。これを若手がやると相当ダサく見えたと思います。緊張と緩和の観点からも期待を裏切らないオチです。設定に無理があってもある演出で一瞬にして成立させてしまいます。これはネタバレになるので止めておきますが、(私が個人的に感じただけかもしれませんが。逆にバレないほうが作り手としては良いので)逆に想像できるオチなのですが、そこが心地いいといった感じです。それから、中尾彬さんがいい味出してましたので要チエックです。また安田顕もいい味出してました。私のイメージは水曜どうでしょうのonちゃんのイメージなのですが(笑。この映画を観ていると何でもアリに思えてきますので、5月病とか少し凹んでいる方は是非ごらんください。恐らく2、3もアリかもしれません。

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